六畳一間

ボーイッシュなレズは彼女を作るのが大変だ

セクシュアリティ

セクシーではないけれど

私はセクシーではない。哀しいほどに。 10代の頃、いまもつき合いのある友達Mが大人っぽくてセクシーで憧れた。Mは背の高い美人でお姉ちゃんの影響で音楽に詳しくて、別の高校の大人っぽい友達とクラブに出かけていた。いまは体調を崩しているけれど、Mは…

男の子みたいな女の子3

末期的な高校生活 私は中学、高校と自分のセクシュアリティを隠していた。好きな女子に好きだと告げていた小学生の頃の私とは違って、私は本当の自分の気持ちを内緒にした。ついでに自分は男子として生きたい気持ちも隠していた。 自分で選んだ高校は私服だ…

男の子みたいな女の子2

スカートの制服が嫌! 僕という女の子は小学6年生で「あたし」になった。中学2年生で生理がやってきた。生理は憂鬱を連れてきた。 相変わらず好きな女の子がいたけれど、私は好きな子に好きだとは言わなくなった。 私は自分が好きになるのが同性であること…

男の子みたいな女の子1

僕と言う女の子だった 子どもの頃、私は自分のことを「僕」と言っていた。母と弟2人と出かけると3人とも男の子と間違われることは日常茶飯事。そのたび、母が「この子は女の子で…」と訂正する。私は自分を男の子と思っていたけど、男の子に間違われるとな…

あなたが男だったら私はあなたを好きにならなかった

男の魂が宿っている? 「君には男性の魂が宿っているんだね」以前お世話になっていた婦人科の先生が私のことをそう言った。 元カノにつき添ってもらった診察時に先生がそう言った。見た目も中身も女性らしい元カノと見た目がメンズライクな私の組み合わせを…