六畳一間

ボーイッシュなレズは彼女を作るのが大変だ

魔法の手

 

私には魔法の手があるらしい。

私は泉になった


人に「どうしたらいい?」と聞かれたり、
こういうのを作ってほしいと言われると、
いい考えが出てくる。

去年、私が個人として事業所にプレゼンしたあたりから。
あの辺から私はアイデアが湧き出るように出てくる。

歩いている時、
シャーペンを握ってメモ用紙に向き合った時、
パソコンのキーボードに触れた時。
イデアが湧き出る。

例えば私がずーっと企画や文章執筆の仕事をやっていて、
熟練しているがゆえにアイデアが湧き出るようになった。
というのはなんとなくわかる。

しかし実際のところ私は頭脳労働を長くお休みしていた。

そのお休みが終わろうとしている今、なぜ?
休んでいる間に膨大な本を読んでいたというわけでもないのに、なぜ?

なぜなのか?わからないけれど、とにかく今なのだろう。

依頼者や読み手に合わせて生み出したアイデアやことば。
その人その人に授けるような気持ちで書いている

望まれるものをこの手で生み出すことのできる喜び。
たとえ形にするのに長い時間を要することがあっても、
決して辛くはない。たのしさしかない。
すぐに生み出せない日があったとて、やはりたのしい。

 

私の制作の仕方


イデアが出てくる魔法がある。
それは無印で売っているブロックメモである。
無地で100×100mmのメモ用紙。
私はこのブロックメモを机に1つ、ちゃぶ台に1つ置いている。
もしかしたらベッドにも1つ置いた方がいいかもしれない。

私はSNSでつぶやく時はiPhoneで入力する前にこのメモ用紙にシャーペンで書く。
その他、ブログなどのまとまった文を書く時にそのエッセンスを書く。
あるいは企画の断片を思いついた時にも書き留める。

手書きはなぜだか不思議と思いを封じ込めることができるように思う。
紙に宿らせた思いをSNSに乗せる。
紙に宿らせたエッセンスなり断片なりを膨らませてゆく。
私は思いついたところから書くところまでのすべてをパソコンではやらない
思いついたところから構成までを手書き。
実際に文を書いて必要なら練り上げて。最後仕上げをパソコンでやる。
パソコンで作業する時間が短い作品ほどいい作品のことが多い。

逆に言うとパソコンでこねくり回した作品は良くない。
生まれたままで加工をほぼしなくても済むものが良い
そういうものが降りてくる方法があるなら知りたい。
なんとなく頭と心を満杯にしないのが良い気がする。
いまのところ生まれたままのものが降りてくるのをコントロールできない。
すると、なおのことそうしたものを切望してしまう。

私は自由になにかをつくるのも好きだけれど、
サイズや文字数に制限があるのも好きだ。
限られたサイズの紙のなかにおさめて書く。
限られた文字数で表現する。
どちらも入れ物が決まっていると不思議と書ける。
とくに小さいサイズ少ない文字数は燃える。
俳句や川柳をつくるのに似ている。
先述の無印の100×100mmのブロックメモはそうした制限に繫がる。
手の平サイズしかない紙に書きたいことをぎゅっと詰める。

 

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